ボヴァリー読みおえたけど…。
いやーしかし、エマって本当に面倒くさい女のヒトですね。
なんというか…本当に純粋に自分の思いに任せて生きていこうと
必死に頑張っているわけですが、必死すぎて怖いです。
というか、病院に行った方がいい。
病気ですよ貴女。あ、貴女の旦那が医者か。
でも、その旦那は旦那でやったことない足の手術を(金のために)軽々しく行い、
結局壊死させて足切断みたいな。相当ヤブ医者な訳で。当然お金もない。
しかも、奥さんが近所の若い男やら何やら(二人とも旦那の知り合い)と
陰で?コソコソ逢い引きを重ねて楽しくやってることやら、
怪しい商人から、さんざん借金してることなどなど、
最後の最後まで全く気づかないという鈍感なおばかさん。
取り柄と言えば、人の良さくらい。
まぁ、エマが旦那を好きになれない気持ちもわからないでもない。
優しいだけの男はイヤって感じでしょうかね。
エマが可愛く描かれているのは、エマ自身の欲望が今まさに実現していて、
しかも、それが永遠に続くと感じている時だけです。
エマはきっと、ずーっと夢のなかに生きてきたけれど、
現実に気づいてしまったときに
死ぬしかなくなってしまったのだと思います。
ボヴァリー夫人はちょっと極端だけど、女子たるもの少なからず、
エマ的なところあるよね〜(はるな愛風に)
以上、アタシのボヴァリー夫人読書感想文。
なんか、もすこし文献当たってみてレポートに着手してみようと思います
できるかな…。